この記事の結論
- 守る力はすぐに効果が出る6大固定費の見直しから始めよう。
- 各項目の対象となる方は目標達成時間をクリアしよう !
お金を守る力をつけるためは、まずは6大固定費を見直すことから始めます。
②光熱費(電気、ガス、水道)
③保険(生命保険、医療保険、学資保険、養老保険)
④家(住宅ローン、家賃)
⑤車(カーローン、車検代、駐車場代)
⑥税金(所得税、地方税)
この6大固定費は日々の出費の大部分を占めているので、見直し効果は絶大です。
この6大固定費。どのような特徴があるかわかりますか?
ショッピングモールでお菓子や風船を配っている人や金融のプロ(銀行員、証券マン、保険の営業)の方から勧めてくる商品が多いかと思います。
このような商品を売る人は、企業から特定の商品を売るために雇われています。
つまり、あなたにとって最適な商品では無く、手数料が高い商品を勧めてきているのです。
あなたが支払う高い手数料には、営業する人を雇うコストが含まれていると考えてください。
この6大出費を中心に、守る力を身に付けていただきたいのですが、
大事なことは100点を目指さないことです。
1つのサービスを完全に理解して比較検討することに力を注ぎすぎると、
他の複数のサービスで見直しをする体力が残せなくなってしまいます。
80点以上を目指すというくらいの気持ちで複数の出費を最短で見直す!
これが出費を大きく削減できるコツです。
人生は選択と行動!各項目には目標達成時間が書いてありますので、最短で守る力を身に付けてください。
情報はインプットが1割、行動が9割!一緒に頑張りましょう!
通信費
格安SIM
対象となる方 | ドコモ、au、ソフトバンクのスマホ利用している方 |
目標達成時間 | 30分以内 |
携帯キャリアを使っている場合は、格安 SIMのmineoへ切り替えましょう!
おすすめする理由は2点
①mineoは格安SIMの中でも低価格のため人気が高いこと
②携帯キャリアからの乗り換えトラブルが少ないこと
まずは価格ですが、携帯キャリアから格安SIMに切り替えると1つの回線だけでも月間5,000円、年間6万円程度安くなると言われています。
家族で複数回線持っている場合は、年間10万円以上の削減も見込めるので、
さらに乗り換えの効果が大きいですね。
携帯キャリアが提供しているahamo、povo、Ymobileも格安SIMとして宣伝していますが、mineoと比べると割高です。
次に、乗り換えトラブルが少ない点もメリットです。
mineoはdocomo(ドコモ)、au(エーユー)、SoftBank(ソフトバンク)のどの携帯キャリアからも乗り換えが可能なため、元々使っていた機種をそのまま利用できます。
他の格安SIM会社ではドコモしか使えなかったり、エーユーしか使えなかったり、するため泣く泣く新機種を買わされたり思わぬ出費・トラブルが発生する場合があります。
格安SIMに変えるならmineo一択で問題ないでしょう。
Youtube大学で中田敦彦さんが、携帯キャリアから格安SIMに切り替える際の価格とデメリットを説明しています。
自宅のインターネット回線
対象となる方 | ①新規契約を検討している方 ②乗換を検討している方 |
目標達成時間 | 30分以内 |
自宅のインターネット回線は、比較サイトで一番お得なプランに切り替えましょう!
おすすめする理由は2点
①お住いの地域ごとに最も得なプランは異なること
②これから契約する期間によっても得なプランは異なること
まずは地域ですが、全国どこでも一番おトクというプランはございません。
契約する地域により利用できるプランの中からおトクなプランを選びましょう。
次に、契約する期間です。
インターネットの契約は最初の1年や2年間は割安に使えるけれども3年目以降は高くなるというプランがあります。
2年以内に引っ越すことが分かっている場合は、一定期間安いプランでも良いですが、
多くのケースでは3年目以降も割高な料金を使い続けています。
3年以上住み続ける場合は長期的に使い続けた場合に安くなるプランをはじめから選びましょう。
インターネット回線は、家電量販店やケータイ会社に進められるがままに契約するのは、損をしてしまう可能性があります!ショッピングモールで風船を配っている人たちにも注意してください。
光熱費関係
対象となる方 | 電気代、ガス代を見直したことが無い方 |
目標達成時間 | 30分以内 |
電力・ガス料金は地域・会社によって価格が大きく異なります。ぜひ一括見積りをして自分に合った電力・ガス会社を見つけましょう!
電力・ガス料金の自由化というのを聞いたことはありますか?
実は電力・ガスはお住いの地域の電力会社しか利用できなかったのが、他の地域の電力会社で支払うことができるようになったのです。
例えば東京に住んでいる人は今まで東京電力しか使えなかったのが、地方の電力会社が使えるというイメージです。
地方の電力会社は新しいお客さんが欲しいので当然値下げします。
このようにして競争が激しくなって、手数料が下がってきている注目のコスト削減方法なんです。
もちろん電気・ガスが止まるということはございませんので、ご安心を。
比較サイトで比較して最もおトクな電力会社と契約してください。
保険
対象となる方 | 保険を見直したことが無い方 |
目標達成時間 | 60分以内 |
保険は長く付き合うものなので、しっかりと自分に合ったものを見つけるために、
複数の保険のアドバイザーから意見を聞きましょう。
以下の5つアドバイザーに保険の相談をしましょう。(時間を優先したい方は3つでもOK)
保険のアドバイザーはあなたの家族構成や年齢に応じて様々なアドバイスを与えてくれます。
老後や子供の将来の話など、保険だけではない自分が今までイメージできなかった将来の話まで相談にのってくれます。
説明もとても上手なので、すべての保険のアドバイザーとお話した後は、あなたの保険に対する知識も大きく成長していることでしょう。
けれども大事なのでしっかり覚えてください。
営業の方がどれだけ良い人であっても、打ち合わせの後はそのまま契約せずに一息ついてください。
そして改めて、各アドバイザーから説明いただいた内容を比較してください。
もう少し保険金額を減らそうかなとか、、冷静になって気づくこともあるはずです。
大事なことなので、もう一度言います!打ち合わせの後はそのまま契約せずに一息ついてください!
一般的にはネット保険の方が価格は安いので、サービス内容を比較してみるのも良いでしょう。
保険についての知識がレベルアップした後は、今まででとは違う視点で保険選びができるはずです。
それでは、少し大変ですが、5つの保険のアドバイザーへの相談を申し込みましょう。
家
家は賃貸と購入どちらが良いかという議論が絶えませんが、まだ結論は出ていないようです。
恐らく、これから50年くらいは答えがでないままでしょう。
(戸建派とマンション派もずっと結論はでないので、永遠のテーマということにしましょう)
つまりは一長一短があるということです。
自分の好みで選んでください。
さて、賃貸にする場合と購入する場合のそれぞれについて、資産を守る方法をご紹介いたします。
賃貸の場合
対象となる方 | 新たに賃貸契約する方 |
目標達成時間 | 10分以内 |
入居する不動産を決める時は、仲介手数料が無料の不動産屋を利用しましょう。
不動産の仲介手数料は大体家賃の1か月分。
つまり月々10万円の家賃の家を借りる場合、10万円を不動産屋に仲介手数料として支払うわけです。
これをタダにできるのです!!(物件によっては、2万円になる場合もあります)
通常、不動産屋はあなたからもらう仲介手数料の他に、家主からも手数料を受け取ります。
この家主からの手数料だけで、契約してくれる不動産屋があるのです。
利用方法は下記のとおり、
①まずは普通に物件探し(ネットや駅近の不動産屋を通じて物件を見に行く)
②気に入ったら物件が見つかったら、契約せずにひとまず退散。
③さがしてモチコムに申し込み!
物件によっては仲介手数料が2万円となってしまうケースもあるようですが、それでも安いですよね。
私も利用しましたが、仲介手数料が無料だからって、入居時、退去時の不都合は無かったですよ。
住宅ローンの場合
対象となる方 | ・住宅ローン残高が1,000万円以上ある方 ・ローン残期間が10年以上ある方 ・現在の金利が1.2%以上ある方 ・フラット35で契約した方 ・自分のローン残高が分からない方 |
目標達成時間 | 10分以内 |
住宅ローンは借り換え可能です。
より有利な住宅ローンに借り換えができないか、住宅ローン借り換えセンターへ相談してみましょう。
理由は高額なローンを契約させられてしまっている可能性があるからです。
ハウスメーカーと裏で繋がっている金利の高い銀行で契約してしまったり、金利が高いときに契約してしまった場合、高い金利を払い続ける場合があります。
住宅ローン借り換えセンターであれば、20の銀行金利を比較してくれて、手続きまで代行してくれます。
800万円以上もローンが減ることもあるようです。
話を聞いて得することはあっても損をすることは無いので、試してみましょう。
ローンを削減額がもらえると思えば、嬉しいですよね。
住信SBIネット銀行の住宅ローンが人気のようです!
車
新車購入
対象となる方 | 新車の購入を検討している方 |
目標達成時間 | 20分以内 |
新車で欲しい方、複数のディーラーを巡って、値引きを引き出そうとしてませんか?
それとも希望価格まで落とせずに、悶々としていますか?
そんな方にお勧めしたいのが、新車を以下の2つの比較サイト経由で見積もりを出すことです。
(念のため2つとも申し込みましょう)
(比較サイトを使うときは、情報漏れを防ぐために複数のサイトを確認するようにしましょう。)
このような比較サイトで提示される購入価格はディーラーが提示する価格よりも安くなる傾向があります。
それはなぜかというとディーラーは、車を展示する場所や営業する人を置ため、コストがかかるからです。
比較サイトでの価格はあくまでも、『車自体』なので、場所や人は必要ないため、安い価格を提示できるのです。
価格だけ見れば安いのは理解できても、高い買い物なので、ネットだけでは決められないという気持ちもありますよね。
そこで、、、おすすめしたい方法が、
ディーラーとの交渉に見積サイトの結果を見せることです。
実は、、私はその方法で、見積サイトの価格でディーラーとの契約できました。
普通の交渉では割引できないくらいの超好条件で契約できましたので、価格交渉の最終局面では、是非活用してみてください。
新古車・中古車購入
対象となる方 | 中古車の購入を検討している方 |
目標達成時間 | 10分以内 |
中古車やちょっと誰かが乗っただけの試乗車・中古車の購入もおすすめです。
そんな方にお勧めしたいのが、カーセンサーです。
もっとも大きい中古車サイトなので、選べる車がたくさんあります。
道端にある中古車屋から選ぶというより、狙いをつけて車を見つけに行った方が効率的です。
ちょっと厳しい言い方かもしれませんが、
車好きの方以外、年収8桁に行くまでは、
新車で無く、新古車や中古車の購入をおすすめします。
ディーラーへ下見に行くとディーラーの営業マンは新車を買ってもらいたいので、
どのような年収の方にも新車を進めてきます。
ただでさえ、車の維持にはお金がかかるものですので新車を買うこともったいないことだと考えています。
新車は買った瞬間に価値が下がるものなので、おすすめできません。
年収8桁に行くまでは効率よく、お金を使っていただきたいというのが私の気持ちです。
新古車と言われるものであればオプションフル装備で全然走っていない車を、割安で購入することもできます。
中古車は市場でチェックされた本来の価値で売られているものです。
カーセンサーでお目当ての車が見つかるかチェックしてみましょう。
保証がしっかりとした中古車を購入したい際はトヨタ、ホンダ、日産、スバル等のメーカーが『直接』出品している車を購入すると良いと思います。
カーリース
対象となる方 | 頭金(現金・預金)が無い方 メンテナンスが面倒な方 |
目標達成時間 | 10分以内 |
手元にお金が無い方は、カーリースを検討してみてはいかがでしょうか。
カーリースであれえば、初期費用が抑えられて、都度のメンテナンス費用も不要だからです。
そんな方にお勧めしたいのが、MOTAのカーリースです。
もし車を気に入った場合はそのまま購入できることが人気の理由です。
車を購入してしまうと、ちょっとした不具合であれば、お金がかかるから
我慢してしまえばいいやと考えがち。
カーリースであれば、遠慮なくメンテナンスを頼める点も安心ですね。
それとも希望価格まで落とせずに、悶々としていますか?